「足りない部分は頭で補え~目標設定の大切さ~」
北澤 豪さん講演
徳島県地域医療介護総合確保基金事業として、令和4年度3回目となる医療介護従事者に向けたキャリアアップ研修が、専門学校健祥会学園の主催により健祥会トゥモローホールで開催されました。
講師はサッカー元日本代表の北澤 豪さん。「ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)」で活躍ののち現役引退後は、サッカーの普及活動はもちろん、サッカーを通じて世界の子どもたちを支援できる環境作りをめざし、社会貢献活動にも力を入れておられます。「足りない部分は頭で補え~目標設定の大切さ~」と題して、ラモス瑠偉選手や三浦知良選手とのエピソードを交えながら、熱い語りで会場を楽しませてくださいました。
●強いチーム・組織には、しっかりとしたビジョン、成長するための戦略、育成のためのカリキュラムがあるということ
●一人ひとりの目標とグループとしての目標を両輪に、みんなが高め合おう達成しようという気持ちを持って行動すると、どんどん成果が上がってくるということ
●障がい者サッカーや女子サッカー、ウォーキングサッカーなどを紹介し、コミュニケーションとインクルーシブな環境づくりが大切であるということ
などについて、クイズを投げかけて会場全員で取り組んだり、数人をステージに招いてボールを使ったアクティビティを行ったり、動画を観たりしながら、会場を巻き込んでの活気あふれる1時間半。どんな組織にもそして個人にもあてはまるお話で、とても胸に響く内容でした。
以前にサッカー協会で阿波踊り連を作って参加していたこともあるという北澤さん、次はぜひ阿波踊りで来徳ください。ありがとうございました。
北澤 豪さんプロフィール
元サッカー日本代表。所属チーム「ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)」の黄金期を支え、自在なスタミナでピッチを縦横無尽に動き回る姿から「中盤のダイナモ」と称された。現役引退後は、サッカー解説、テレビ出演や講演、執筆活動などに多忙な日々を送る。現在、公益財団法人日本サッカー協会参与、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟会長、一般社団法人日本女子サッカーリーグ理事 としてサッカーのさらなる発展・普及のために活動。また、サッカーを通じて世界の子ども達を支援できる環境作りをめざし、国際協力機構 JICAサポーター、国連UNHCR協会国連難民サポーターとして社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。