令和5年度初めにあたって ~専門職の教育方針~
本学園の人材育成方針は「礼儀と感謝を実践し、保育、医療、介護の知識・技術を知恵に変えることができる現場力を有し、ダイバーシティの観点を持った“心と心を繋ぐ人材”を育成する。」と謳っています。多くの内容を含んでいるので、3つに分けて解説します。
まず、(1)礼儀と感謝を実践できる人とは、正しい生活習慣を身に着け、相手に対して尊敬・尊厳の念をもって接することができる人です。(2)知識・技術を知恵に変えることができる現場力を有する人とは、知識・技術を十分に修得して、現場のニーズに合わせて協議しながら実践できる人です。(3)心と心を繋ぐことができる人とは、他者の心を理解して、尊厳を守りながら、双方向のコミュニケーションを図れる人です。
コミュニケーションを図るためには、信頼されること、相手の身になって考えられること、筋立てて表現できることが求められます。すなわち本学園では、他の人たちの人生が豊かになるように奉仕できる人財の育成をめざします。
令和5年4月1日
専門学校 健祥会学園
校長 武田英二