みる?みるみる?みる??【理学療法学科】
どうもこんにちは。
最近、シトシトと春の長雨が続くようになり雨音を楽しむ傍ら、湿度の上昇に呼応してモチベーションが下降する”冬の雨”が好きなホームページ担当です。(雨音ってすごく集中できます。)
さて、本日は1年生の授業の様子をお伝えいたします。
今回の授業はこれです!
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遊びじゃありませんよ!
新入生に対する一つの伝統のようなものです。
さて、何をするかというと…紙飛行機を飛ばします。
それだけです。ただ、まっすぐより遠くへです。
紙飛行機は、一説によるとA4コピー用紙で作製したもので平均飛距離が9メートル前後ということで、今回の目標は”まっすぐ15メートル”紙飛行機を飛ばすことになっています。
いざ始めてみると・・・
宙返りする・・・旋回する・・・急降下する・・・空中分解する・・・足元に落ちる・・・
そう、落ちる。
落ちる。
落ちる。
落ちるのです。
15メートルに届かずに落ちるのです。まず、まっすぐに飛ばすことが難しい。
そんな中、苦労する学生から提案をいただきました。
(学)「丸めてボールにしたらだめですか?そしたら、余裕なんですけど・・・」
(担)「・・・”紙飛行機”を飛ばしてください。」
というやり取りもありました。(このやり取りは、毎年あります)
しかも、教員が与える紙は3種類のコピー用紙が数枚。つまり作製・廃棄を繰り返すのではなく限られた条件で調整することが必然です。
さて、この紙飛行機ですが、まっすぐに15メートル飛ばせるためには、いくつかの注意すべき点があります。
紙飛行機の構造や羽の角度はもとより、持ち方やリリースポイント、投げる速度にいたるまで注意点は多岐にわたります。
どれか一つを怠っても、紙飛行機はまっすぐ遠くには飛びません。
注意すべき点を一つずつ洗い出し、「あーでもない。」「こーでもない」を繰り返すことが、目標達成の近道となります。
今年は、少数のグループですが15メートルの壁を突破することができました。
ただ、紙飛行機を遠くに飛ばすことだけでも色々な注意すべき点、着目すべき点があります。
理学療法士は対象となる方の症状、動作、表情、痛みの有無など多くの注意すべき点があります。
患者さんを”(ただ)見る“だけではなく”(じっくりと)観る“ことや”(患者さんを)看る“、”(状態を)診る“、”(検査結果を)視る“。そして“(可能性を)試る“など色々な“みる”ができるように頑張りましょう!
【理学療法学科】