専門学校 健祥会学園
お知らせ

エッセンシャルワーカーを志す、156名門出の春
専門学校 健祥会学園第27回入学式


2022年4月2日、専門学校 健祥会学園に、介護福祉学科37名、保育学科35名、理学療法学科44名、作業療法学科40名、合計156名を迎え、第27回入学式が挙行されました。コロナの第6波がいくぶん下火になってはいますが、気を緩めることなく感染対策を徹底し、来賓の招待を見合わせ、保護者の参列も学生一人につきお一人と限った上で、入学生の大切な人生の門出を祝いました。
国歌斉唱の後、校長武田英二より156名に入学が許可され、健祥会グループ理事長中村太一、校長より、それぞれ以下の告辞、式辞がありました。

本学園を選んでくれてありがとう!
健祥会グループ理事長 中村太一 告辞(抜粋)


開学以来四半世紀、超高齢化と人口減少、グローバル化の加速により、社会と本学園を取り巻く環境はめまぐるしく変化してきました。持続可能な社会の姿を描くために、様々な分野で技術革新やシステムの変革が促されてきましたが、コロナ禍がさらに大きなインパクトとなり、世界は激しく姿を変えつつあります。既存のシステムが壊れ、新しい秩序が生まれようとしており、メタバースの世界も際限なくリアルに近づきつつあります。まさに皆さんは大きな可能性とともに、新しい世界への入り口に立っているのです。

変化の時代をたくましく生き抜いてゆくために必要なのは、既成概念にとらわれることなく自由な発想で革新を生み出す力と、変化を受け入れる柔軟性、確かな専門性です。そして、高い専門性を身に付けるための充実した教育内容こそが本学園の何よりの強み。現場直結の教育環境と、経験豊富な手厚い教師陣、大学並みの整った設備が皆さんを迎えます。また、近年、スクールブランディングにも着手しており、本学園での学びの意義を広く地域社会に発信することで、地域や行政、企業や他の教育機関との間に、発展的で生き生きとした連携が生まれ、学びがより魅力的なものになっています。

コロナ禍の中では、誰もがいのちの尊さ、家族の素晴らしさへの気づきを得るとともに、医療・介護そして教育・保育に携わる専門職が、エッセンシャルワーカーとして社会を支える必要不可欠のものであることが、広く社会に認識されるようになりました。
この先、私たちは永遠のwithコロナを生きていくことになるのかもしれません。しかしパンデミック下であっても、高い対応力とレジリエンスを以って、世界は、人は、前へと進んでいます。
2022年春、コロナ禍もまだ収束には遠い中、ウクライナ侵攻というロシアのあるまじき暴挙が起こり、世界の先行きはいよいよ混沌としてきました。しかし、たじろぐことなく、今こそ歴史に学び、叡智と知性でこの危機を乗り越えていかねばなりません。
常に世界への眼差しを忘れないでください。そして、皆さんの今の本分である学業に真摯に向き合い、貪欲に学び、専門職としての揺るぎない自分をつくりあげていってください。
自分のために、支えてくれるご家族のために、そして社会のために、確かな専門性を獲得するための実り多き2年間、3年間となりますよう、祈念します。
エッセンシャルワーカーをめざしてくださってありがとう!本学園を選んでくださってありがとう!社会の幸せは皆さんたちの肩にかかっています。

同じ志を持つ仲間と、楽しく充実した学園生活を!
専門学校 健祥会学園校長 武田英二 式辞 (要旨)


皆さんは、国家資格の下、高齢者やハンデキャップのある人、子どもなど、社会的に弱い立場の人を支援する専門職という大きな目標を持って本学園に入学しました。コロナ禍にあって、社会で高く評価されているエッセンシャルワーカーです。
未だ出口の見えないコロナ禍ですが、この間、私たちは有効な予防法とコミュニケーションの大切さを学びました。皆さん自身のために、実習先の方々のために、しっかりと予防に努めてください。そして、マスクの下であるからこそ、言葉・文章・振る舞いなどのコミュニケーション能力をより磨いてください。
これからの学びの中で大切なことは、専門職としての知識と技術を得ること、そしてあたたかいやさしい人に育つということです。努力し、深く学ぶことで、なぜまっすぐ歩けるのか、言葉を話せるのかといった人間の素晴らしさを知ることができ、障がいを持つ方の気持ちやリハビリのあり方を学ぶことができます。
学生と教員の間が大変近いことが本学園の特長であり、素晴らしい教員が、皆さん方一人ひとりに寄り添った教育を実践します。皆さんにとっては未知の学問ですから、繰り返し学びながら、日々の学びをノートに記していってください。そのノートが皆さんの力となり、国家試験合格へと導いてくれます。
これからの2年間、3年間の過ごし方が、皆さんの将来を決すると言っても過言ではありません。同じ志を持つ156名が協力しあい、楽しく充実した学園生活になることを祈念します。

自ら選んだ道の役割の重みを胸に


理事長と校長からのはなむけの言葉を受け、入学生代表が「私たちは、自ら選んだ道の役割の重みと、『福祉は人 人は心』という福祉の原点の言葉、そして『初めに意志ありき 観察眼を養え 問題提起力を持て そして労を惜しむな』という学園訓を胸に刻み、真摯に学び、自らを向上させてまいります」と力強く宣誓。156名は、社会からの期待を背に、未来に向かって大きな1歩を踏み出しました。

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