専門学校 健祥会学園
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時代の困難に立ち向かい 社会の「盾」となる人財育成をめざして 専門学校 健祥会学園スタート

第23回入学式を挙行

4月7日、専門学校 健祥会学園の校名となってはじめての新入生を迎え、第23回入学式が挙行されました。学校長武田英二より入学許可が与えられたのは、介護福祉学科23期生57名、保育学科3期生26名、理学療法学科19期生34名、作業療法学科19期生30名、合計147名の皆さん、少子高齢社会を支える専門職をめざしての門出です。

健祥会グループ理事長 中村太一 告辞(要旨)

本学園は、徳島健祥会福祉専門学校としての20数年の歴史の上にさらなる進化をめざして、校名を専門学校 健祥会学園に改め、また、文部科学大臣より「職業実践専門課程」としての認可をいただき、新たな歩みを始めたところであり、皆さんは記念すべき年の入学生です。
今、医療、介護、教育・保育、どの職種も日本の明日を支える専門職として社会の期待を担っており、サービスを提供する人財の資質と専門性の向上が重要な課題として位置付けられています。また、それぞれの分野で人財確保のための様々な施策が講じられており、処遇や地位の向上が図られつつあります。ICTの推進により、業務の効率化や職員の負担軽減などの働き方改革もすすめられており、職業としての魅力もどんどん高まっています。AIの研究開発が進み、将来的に多くの職がAIに取って代わられるといわれていますが、介護・医療・保育の仕事は人にしかできない誇り高い仕事であり、人生を賭けるに足るすばらしい仕事です。

皆さんの生きる時代は、多様な人財が創意工夫で能力を発揮しながら、共に創る「共創」Co-creationと、競い合う「競争」Competitionの時代です。この時代をたくましく生き抜くために、本学園の現場直結の教育環境のもと、専門職としての「進化」Evolutionと「深化」Deepeningを果たしつつ、高い専門性を獲得していってください。同時に、人に向き合い、いのちを預かる「職」としてのコミュニケーション能力や「礼儀と感謝」「優しさ力」、「こころ」を豊かに育んでください。
「初めに意志ありき 観察眼を養え 問題提起力を持て そして労を惜しむな」の学校訓を胸に、専門職としての道を選んだ自らの初めの意志をゆるぎないものとし、友と切磋琢磨して、プロフェッショナルへの道を歩んでください。

専門学校 健祥会学園校長 武田英二 式辞 (要旨)

開校以来22年を経て、介護・医療・保育の各専門職にはより高度な知識や技術が求められるようになり、本学園もさらなるレベルアップをめざすという決意を込めて、校名を変更しました。これにあわせて今年度から、ICTを活用した学習の効率化を推進し、教育内容、教員の資質、教育環境すべてにおいて改革を実践してまいります。

皆さんがめざすのは社会の中の弱い立場の人々を支えるという大きな仕事であり、国家試験に合格して専門職となることで活躍の場が約束され、充実した人生を切り開いてゆくことができます。本学園への入学は素晴らしい未来への第一歩です。
入学にあたって皆さんにお願いがあります。人生においては、思ったことしか実現しません。ですから、どうか常に自らの将来の姿を意識し、考えてください。自分自身の価値、生きる意味を考えつつ、ありたいと思う姿を描きながら歩んでください。一日一日一歩一歩努力することで、人格が磨かれます。勉強や友との関わりを大事にしつつ、本学園での日々の中で、自らの未来への礎を築いていってください。

続いて、入学生代表が、「私たちは、自らの選んだ道の、その役割の重さを胸に、学校訓の真意を体し、何事にも主体的に取り組み、進化する自分をつくります」と力強く明日への決意を宣誓しました。

校名変更記念パーティ開催

入学式ののち、式典に列席いただいた高校・専門学校の先生方、学生たちが実習でお世話になる介護・医療・保育施設の皆様方にご参加いただき、学生会館で校名変更記念パーティが開催されました。

健祥会グループ理事長中村太一が、「22年前の開校式に健祥会グループ創始者中村博彦が着用したモーニングを来てきました」と、創設の思いを大切に、歴史と伝統をしっかり継承しつつ、新たなステージをめざす決意を示すとともに、フィールドをより広げるために新しい校名からは「徳島」をなくし、時代のニーズに対応した学科の新設も視野に「福祉」の冠をなくしたことなどをご説明し、学校長武田英二とともに、一層のご協力ご支援をお願い申し上げました。

乾杯に先立ち、超高齢化と人口減少という時代の困難に立ち向かい、社会の「盾」となる人財を育成するという決意を込めてデザインされた、新しいロゴマーク「KG shield」が紹介され、創設から22年間のあゆみが映像で映し出されました。実習施設の皆様の中には同窓生の顔もたくさん見受けられ、そこここで話が弾み、和やかなパーティとなりました。


質の高いサービスのためには「まず人財」です。医療、介護、教育・保育ともに、サービスを提供する専門職の量の確保はもちろん、人財の資質及び専門性の向上が重要な課題として位置付けられており、養成校の役割はますます大きくなります。校名変更を大きな飛躍の礎として、さらに質の高い教育に取り組み、たくましい社会の支え手を育ててまいります。お忙しい中ご列席いただき、お励ましいただいた皆様方、ありがとうございました。新生「専門学校 健祥会学園」をどうぞよろしくお願いいたします。

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