専門学校 健祥会学園
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76名が巣立つ 第25回卒業証書授与式


時代の求める福祉スペシャリストの養成を使命とし、四半世紀を歩んできた専門学校 健祥会学園で、2022年3月12日、第25回卒業証書授与式が挙行されました。
それぞれの専門課程を終え、学び舎を巣立つのは、介護福祉学科23名、保育学科19名、理学療法学科23名、作業療法学科11名、計76名。コロナ禍が収束を見ない中ですが、規模を縮小し、広い健祥会パートナーにゆったりと座席を配置しての開催です。開学25周年の今年度で、世に送り出した専門職は合計3,090名にのぼります。
式典では76名への卒業証書授与・記念品贈呈、理事長賞・校長賞・皆勤賞など各種表彰ののち、卒業生の前途を祝し、理事長、校長から以下の言葉が贈られました。

健祥会グループ理事長 中村太一告辞(抜粋)


少子超高齢・人口減少時代に持続可能な社会の姿を描くために、様々な分野で技術革新やシステムの変革が促されてきましたが、コロナはさらに大きなインパクトとなり、世界は激しく姿を変えつつあります。既存のシステムが壊れ、新しい秩序が生まれようとしています。メタバースの世界も際限なくリアルに近づきつつあります。皆さんはまさに新しい世界への入り口に立っているのです。

変化の時代をたくましく生き抜いてゆくために必要なのは、既成概念にとらわれることなく自由な発想で革新を生み出す力と、変化を受け入れる柔軟性、そして何より確かな専門性です。本学園での学びによって獲得してきた専門性を、今後は実践の中で磨きながら、内なるイノベーションを続け、常に高みをめざしてください。同時に、専門の殻に閉じこもることなく、社会の中に存在する多様性を知り、認め、常に広い視野に立って感じ、考える人であってください。

医療も介護も保育も、制度内ビジネスですから、制度に左右される面は否めません。しかし決してそれに翻弄されることのないよう、現場を大切に、目の前の患者さん、利用者さん、子どもたちに、よりよいサービスを提供することを第一義として頑張ってください。標となるのは現場の声です。耳を澄まし想像力を逞しく、「心」と「技」を磨き続けてください。

本学園も「心と心」の原点を未来へとつなぎながら、進化し続けます。皆さん方に母校として誇りに思い、頼りにしていただける専門学校 健祥会学園であるよう、未来を見据えた教育研究活動と戦略的経営を推進し、強みである卒後教育にもさらに力を注いてまいります。

どうか、命に向き合う職として、人としてのぬくもりや本学園で育んだ福祉の「心」を大切に、「礼儀と感謝」を具現化できる人でいてください。将来的に多くの職業が、AIもしくはロボットで代替可能になると言われていますが、人に向き合う医療・介護、教育・保育の仕事は、「心」と「優しい手」を持つ「人」にしかできない誇り高い仕事です。このことを胸に刻んで、社会への一歩を踏み出してください。

校長 武田英二式辞(要約)


コロナ禍のもとでの行動の制限や自粛を乗り越え、ハイブリッド教育でさまざまに工夫しながら、皆さんは専門職というポジションを手にすることができました。これは皆さんの努力の賜物であると同時に、ご家族、友人、教職員、まわりの人々のおかげです。支えてくれた人々に感謝の気持ちを伝えてください。本学園と健祥会グループが大切にしている「心と感謝」を常に持ち続けて充実した人生を歩んでくださることを願っています。

これからの人生には多くの試練が待ち受けていることでしょうが、それ以上に努力の向こうには希望や楽しみ、喜びに満ちた人生が待っています。卒業にあたって皆さんに伝えたいことを3点話します。
1.明日から皆さんは指導する立場です。本を読み、情報を得て、知識や技術を吸収し続けてください。
2.皆さんの持てるたくさんの知識と技術を、目の前の、支援を必要としている様々な人にどのように使っていくかについて常に知恵を絞ってください。
3.少子高齢の日本ですが、人口減少を新しい技術でカバーし、効率よく実践しながら、5年先10年先の飛躍をめざしてください。

コロナ禍の中、「人間はコミュニケーションがあってこその生き物だ」と改めて痛感しました。コミュニケーションとは、話すこと、書くこと、そして表情や態度です。すべてにおいて自分自身をしっかり律していただきたいと思います。
皆さんが、家族、友だち、これから出会うパートナーとともに、希望に溢れ充実した人生を送ってくださることを祈念しています。

「人よ 友よ ありがとう」を歌って
それぞれの道へ

式典には、例年、県内の高等学校・専門学校から校長先生はじめ多数のご来賓をお招きしますが、昨年に続き今年も、同窓会会長 船越稔様のみにご列席いただきました。
船越様から、「未知の感染症に不安になることも、感染対策に心折れることもあるかもしれません。けれど、私たちは尊い職責を持つ専門職です。私たちを待ち望む人たちの存在を忘れず、生涯かけて学びながら力強く歩んでください。皆さんの成長は私たち先輩の喜びです。支えてくれる先生や家族への感謝と専門職としての誇りを胸に、明日への1歩を歩み出してください」と、先輩としてのはなむけの言葉をいただきました。

在校生代表からの感謝と激励の送辞を受けて、卒業生代表が「知識、技術、専門職としての責任、人を思いやる気持ち、感謝を伝える大切さ、たくさんのことを学園で学びました。そして、ここで出会った仲間は一生の宝物です。感謝の気持ちは相手を元気にします。利用者様、患者様、子どもたちに感謝の気持ちを持ち、学園で学んだことを最大限発揮して、レベルアップを続けていきます。お世話になったすべての方々へ感謝を捧げ、学び舎を誇りに、専門職としての道をしっかりと歩みます」と答辞を述べました。


最後に「仰げば尊し」と、「舞踏会~健祥会のうた~」を斉唱。第三回NIKKEI全国社歌コンテストで全国第4位に輝いた「舞踏会~健祥会のうた~」は人生を励ます歌であり、ここに込められた思いを卒業生たちは噛みしめ、たくさんの思い出とお世話になった方々への感謝を胸に、希望とともにそれぞれの道へと、一歩を踏み出しました。

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