恐怖!ヘリウムフラフープ!!【理学療法学科】
どうもこんにちは。
最近、めっきり寒くなってきましたね。
寒くなると動作だけではなく思考も緩慢になるホームページ担当です。
さて今回は、1年生対象に実施している老年期障害理学療法学の授業風景をお送りします。
とは言いましても…添付している写真は、UFOを呼び寄せているわけでも、全員でラオウが天に召される瞬間をマネしているわけでもありません。
『ヘリウムフラフープ』という、レクリエーションを行っている1シーンです。
この『ヘリウムフラフープ』ですが、ルールは簡単でフラフープを人差し指の第1関節だけで支えて、目線の高さから地面に降ろすだけです。
そして大切なルールとしては、地面に降ろすまでは、誰一人として“フラフープから指をはなしてはいけない”という事です。
6人ぐらいであれば、すぐにでも完了するのですが・・・人数が1人ずつ増えるごとに難易度は爆上がり!!
8人超えたあたりでは、フラフープを降ろしたいのにまるでヘリウムガスが入っているかのように上がっていく現象が発生します。
これは、全体で下に降ろそうとする際に、タイミングが少しでもずれると指先が離れそうになります。
“指を離してはいけないルール”のため、誰か1人が指先を少し持ち上げてしまうと、全体のバランスが崩れ、連鎖的にどんどんフラフープが上に上に・・・
かくして、10人以上でフラフープを地面に降ろす事は至難の業です。
10人以上で目線の高さから床にフラフープを降ろす為には、早くても10分程度の時間を要します。
その間に一度でも、一人でも指が離れてしまうとやり直しとなります。
学生たちは、互いに問題点を出し合い、リーダーを決め、声を掛け合い、タイミングをはかり、くりかえし挑戦し、初めて床にフラフープを下ろせた瞬間には・・・
そりゃ、飛び上がりますよね。。。
【理学療法学科】