介護福祉学科
定員 |
1学年80名 |
修業年限 |
2年 |
取得資格 |
- 介護福祉士(国家試験受験資格)
- ゲートボール3級審判員
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方針・ポリシー
人材育成方針development policy
「福祉は人 人は心」の理念を体得し、「学問・技術・道徳」に秀でるトータルな人間を育成し、介護現場で即実践力となり得る高度な専門的知識・技術を身に付けた人材を育成する
アドミッション・ポリシー:人材受け入れ方針admission policy
- 豊かな感性を持ち、対人援助にふさわしい人
- 介護福祉士に必要な知識・技術を学ぶことへの意欲がある人
- 福祉分野に強い関心がある人
カリキュラム・ポリシー:教育編成方針curriculum policy
人間力 |
専門力 |
実践力 |
- 介護福祉士に必要な知識・技術を習得するために、「人間・社会の理解」、「介護」、「こころとからだのしくみ」の三領域について学び、あらゆる介護場面に対応できる応用力を養うための介護実習への教育を行う
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- 利用者の自立生活を尊重した利用者ニーズに応じた「個別ケア」の実践と、高い倫理性の保持、感性を養う教育を行う
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- 利用者に最適なサービスを総合的に提供できるよう、他の福祉関係者・医療職との協働によるチームケアが実践できる能力を身に付ける教育を行う
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ディプロマ・ポリシー:卒業認定方針diploma policy
人間力 |
専門力 |
実践力 |
- 利用者との信頼関係を形成することができる感性を持ち、深い洞察力、利用者・家族、チームに対するコミュニケーション能力を身に付け、利用者に対する共感的態度などの豊かな人間性を持つことができる
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- 利用者の基本的人権を尊重する態度を貫く倫理観を持つことができる
- 専門職として施設・地域を通じた汎用性のある能力を身につけ、社会貢献ができる
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- 身体面だけでなく心理的、社会的支援を重視した尊厳を支えるケアの実践ができる
- 関連領域の基本的理解や、他の福祉関係者・医療職との協働によるチームケアが実践でき、将来管理職として施設を運営できる
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学科長挨拶
進化し続ける介護技術を
現場との深い繋がりから実践レベルで学びます
本学科の教育カリキュラムは介護実習を軸として体系的に構築されており、知識と技術、実践を連動して学べる内容です。また、専門の学びだけでなく、高齢者・障がい者の尊厳を守り、自立を支える福祉人となるために、豊かであたたかな心も育てます。
卒業時には介護の最前線で即戦力として力を発揮できるよう、隣接する健祥会グループの高齢者施設・事業所等と連携し、介護への見識を深めながら、常に進化する現場の生活支援技術の体得を目指します。
2年間を通してポートフォリオを活用しながら、日々の生活、学習、介護実習、学内行事、就職支援等、学生一人ひとりの目標達成に向けて、教員が寄り添い支援。現場へでるための関門である介護福祉士国家試験については、試験対策の年間プログラムを作成し、教員が手厚くサポートすることで合格に導きます。
介護福祉学科の学び
介護 「その人らしい生活」を支えるために、介護福祉士としての専門的知識・技術を学びます。
人間と社会 介護の基盤となる教養や倫理的態度を学び、社会福祉についての理解を深めます。
こころとからだのしくみ 多職種協働や適切な介護の提供に必要なエビデンスとして医学的知識を学びます。
医療的ケア 安全な医療的ケアを実施するために必要な知識・技術を学びます。
1年生
介護
- 介護の基本
- コミュニケーション技術
- 生活支援技術
- 介護過程
- 介護総合演習
人間と社会
- 人間の尊厳と自立
- 社会の理解
- 人間関係とコミュニケーション
- キャリア形成入門
- 生物
- 健康と生活
こころとからだのしくみ
特設科目
介護実習Ⅰ(90時間)
介護実習Ⅱ(160時間)

2年生
介護
- 介護の基本
- コミュニケーション技術
- 生活支援技術
- 介護過程
- 介護総合演習
人間と社会
こころとからだのしくみ
医療的ケア
特設科目
介護実習Ⅲ(200時間)

※本校では、入学前教育を行っております。アクティブ・ラーニングを導入し、入学後学生が能動的に学習できる環境を整えています。
ポイント
ポイント1 介護現場の現状に即した知識・実践力
介護ニーズの複雑化・多様化・高度化に対応し、利用者様やご家族のエンパワメントを重視した支援ができることを目指します。
生活支援技術 心身の状況に応じた車いすを選び、自立に向けた移動支援は介護の仕事における基本のひとつです。
災害時の避難誘導 災害時における介護福祉士の役割について学びます。
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名西高等学校卒 介護福祉学科 2年 林 奈那さん |
クラスの仲間とお互いに助け合いながら勉強しています。知識として学んだことを実技で実施しようとすると、なかなかうまくいかないこともありますが、練習を積んで体で覚えていくことで対応できるようになりました。また、クラスメイトの年齢層が幅広いので、いろいろな意見があっていい刺激を受けています。国家試験に合格して介護福祉士として自信をもって現場に出られるように努力していきたいです。

ポイント2 企業等と連携した 実習・授業
本学園の周辺には健祥会グループの高齢者施設や医療機関があります。施設見学を行ったり、交流を図ったり、直接の指導を受けたりと現場との連携を大切にしています。本校のカリキュラムでは、校舎に隣接するグループの医療機関や多くの高齢者施設での「実習」が大きなウェイトを占めています。実習先では本校卒業生が指導者として勤務しており、仕事の楽しさや厳しさを「学生目線」で丁寧に教えてくれます。利用者の方々も学生をあたたかく迎えてくれる雰囲気のもと、自然に現場を体験できます。
特別養護老人ホーム(笑顔) 高齢者のその人らしい生活が送れるよう支援します。
ケアハウス(健祥会リバティ) 個人の生活のプライバシーを保護し、自立支援を行います。
老人保健施設(健祥会シェーンブルン) 心身のリハビリテーションを行い生活機能の維持向上を目指します。
グループホーム(藤吉郎) 認知症の方に安心して地域と共に生活できる生活空間を提供します。
※上記の4施設以外にも健祥会グループの幅広い種類の数多くの施設が実習先となっています。
介護の現場=教育の現場! あらゆる分野の施設で介護の「今」を 学べます!
1年次からさっそく始まる介護実習は、社会福祉法人である健祥会グループのネットワークがサポート。期間も内容も非常に充実した実習となります。高齢者福祉施設ばかりでなく、障がい者支援施設でも学べます。
健祥会グループ内各施設との強力な繋がりが、実習の質と効率を大幅UP!
介護実習Ⅰ 利用者様の笑顔を見られることが、介護の仕事の喜びです。
生活支援技術 ベッドメイキングは基本中の基本ですが、しわ1つなく完璧に仕上げるには十分な練習が必要です。
生活支援技術 隣接するグループのデイサービスの介護職員から直接リフト車の乗降介助について教えてもらえるのも本学園の強みです。
介護実習Ⅲ さまざまな福祉施設で利用者様の生活を理解し、どのような支援が必要かを考えます。
ポイント3 学生の目標を支援する キャリア教育
一人ひとりが自分自身の人生に責任を持ち、どんな生き方や働き方を実現したいかを考えることを大切にします。
グループワーク グループワークはアクティブラーニングの代表的な手法の1つです。人に説明することで情報の整理ができ知識が定着します。仲間との議論の中で、主体的・対話的で深い学びができます。
交流会 2年間で経験した実習のこと、国家試験のこと、生活のことを先輩から後輩に伝え、輪を広げています。
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城南高等学校卒 介護福祉学科 2年 清水 圭 さん |
日々の勉強もテストも大変ですが、実習はもっと大変で、初めは何もできませんでした。しかし、指導者さんや先生からアドバイスをもらいながら学校で習ったことを実践していくうちに。利用者様から「ありがとう」と感謝されました。このときは本当に嬉しくて、介護のやりがいを感じられ、これからも頑張っていける自信になりました。利用者様に快適な時間を提供できる介護福祉士を目指して頑張ります。
介護福祉学科に関する記事一覧
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